小倉さんは考えた

やわらかければうまい。そう習ったよ。

ICOで日経平均が¥30,000を超えちゃうんだけど…

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昨日、東証二部のプレミアムウォーター社がCOMSAでICOすると発表した。

その結果、同社の株価はどうなったか?

ストップ高だ。

意味が分からない。僕の知ってる経済とちがうよ!

時価総額はトータルの価値ではないらしい

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会社の価値(期待値)=時価総額

だとずっと思っていたが、どうやら少し違うらしい。

ICOをやる、という宣言でストップ高になる…ということは、ICOによって生み出されるcoinに価値が付くだろうと見なされ、その「同社保有分のcoin」の将来価値が今回のストップ高の要因になったハズだ。

つまりICOによって、株式の希釈化は起きない、と株主は判断したのだ。

これって錬金術じゃないの?

IPOとICOは並列で語られることが多いけど、IPOしつつICOもできてそれによる代償がないなら”単なるボーナス”だと言えてしまう。

つまりICOしていない”普通”の中小企業から大企業まで全ての企業には具現化してない膨大な価値が埋まっている…ということになる。

日本の上場株式の合計が500兆円くらいあったハズだから、今回のストップ高を考慮すると最低でも20%は上がって600兆円になる可能性がある。

ひらたく言うと、日経平均がめちゃくちゃ上がる余地がある訳だ。プレミアムウォーター社を含めて全企業は「ICO前」というステータスを”今日”手にいれた訳だからね。

日経平均に限らず、全企業がICOの可能性を持ち、全人類がVALUの可能性を持ってるんだけど、潜在的な”信用”が突如膨れ上がるコトに対して何の代償も無い、という事実を僕はまだ理解できてない。

錬金術は等価交換だってジャパニーズアニメーションで習ったよ。代償の無い錬金術は本当に存在するのかな?現状は…”ある”と言うことになりそう。

誰か論破してほしい。ってか、論破されたい。

*今回の事例を単なる1つのまぐれ的な現象ととらえることもできるけど、実際omiseのように2500万ドルICOで調達した事例があり、それによって株主がキレたという噂は聞かない。むしろプラスっぽい。どうやらマクロでも通用しそうだよ。

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