小倉さんは考えた

やわらかければうまい。そう習ったよ。

なぜ有名メディアの世論調査はトランプ当選を読めなかったのか?

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前日の世論調査では90%の確率でヒラリーが勝つと言われていたのに、終わってみればトランプの圧勝でした。世論調査の結果とは真逆になったケースとしては英国のEU離脱が記憶に新しいでしょう。このように世界的に「ありえない!」と思われる選挙結果が立て続けに起きてしまいました。

ではなぜこれらの世論調査の結果が選挙に反映しなかったのでしょうか?

世論調査にはバイアスがかかっている

結論はとても簡単です。大手メディアの世論調査は歪んだデータしか取得できないからです。ではなぜ歪んでしまうのか説明しましょう。

1.世論調査を行う側が中立ではない

有名メディアの95パーセントがトランプを支持していました。

 

そしてそれら各紙はトランプのことを日々猛烈にボロクソ書いてました。その立場で「ヒラリーとトランプどちらを支持しますか?」と聞いたところで「トランプ…」と言えるハズがありません。質問の前提部分に「ウチはヒラリーを応援してるんだけど」という圧力がある以上、トランプ支持を口にするのは難しいでしょう。

2.賢い人の前では正直になれない

BREXITの件もそうですが、トランプ指示を表明すると低能だと言われる風潮がありました。なぜなら(低所得者層の)鬱憤は晴れるけど、破滅的な政策が多いからです。

一方、世論調査を行う側は大手メディア=インテリです。そのインテリに向かってトランプを支持する(=己の低能さを表明する)には勇気が必要になります。誰だって自分のことをバカだと思ってほしくはないですからね。それによってトランプ支持の数はどうしても過小評価されてしまうのです。

これらが大手メディアの世論調査の結果が歪んでしまった理由になります。

隠れトランプ支持者はヒラリー派を名乗る

先ほどの説明の通り、歪んだ世論調査結果の中でヒラリーを支持していた人間 は一定の割合でトランプ支持者でした。 つまりヒラリー側にとって+(プラス)だと思っていた数字が-(マイナス)だった訳です。

その状況下で激戦州だと言われていたオハイオ、ノースカロライナ、フロリダは隠れトランプ支持者をヒラリー派として計算した上で激戦州だったのですから、それらの州ではトランプが勝つことは明白だったと言えるでしょう。その数字を前提にするとそもそもヒラリー有利とは決して言えない状況だった訳です。

したがって今後は大手メディアが公表する世論調査の結果は、ある程度バイアスがかかったものだと認識を改める必要がありそうです。ちなみにFacebook上では選挙以前にトランプ圧勝だったそうなので、今後はSNS上での統計を参考にするべきなのかもしれませんね。

gigazine.net

PS

ちなみにこの意見は後出しってわけでもなく、

小倉さんは「ヒラリーの勝率は90%」だと言われていた7日の時点でトランプが勝つと予想していました。すごいねー。小倉さんすごい。

小倉さんがトランプ大統領を予言しつつ、作ったアプリがコチラ

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